2004年12月29日
今年の漢字は「災」
今年の漢字は「災」
思いつくだけでも、
・集中豪雨
・台風の上陸
・真夏の猛暑
・クマ出現の多発
・新潟地震
・スマトラ島沖地震・津波
このうち、地震以外は天災か人災か意見が分かれるという。
【集中豪雨】
新潟豪雨、福井豪雨と1ヶ月で2つ以上の名がついた豪雨は観測史上初だとか。
静岡も集中豪雨がありました。
【台風】
10個上陸したのも新記録なら、5月から10月まで発生したとか、発生後10時間で上陸とか、東から西へ移動する台風だとか、異常なことが続きました。これらの台風の被害も甚大で特に土砂災害と床上浸水以上の家屋は深刻な状態に陥りました。
【猛暑】
毎年のように、今年は異常気象だと言われ続けていますが、各地で観測史上初の最高気温を記録し猛暑というより酷暑でした。これにより熱中症も多発しました。暑さは秋までつづき、浜松では12月初旬でも昼間は暑くてカーエアコンを使ったほどです。
【クマ出現】
これは台風などによる食料不足からと言われていますので異常気象がひとつの原因だと思います。
【新潟地震】
地震だけは、ひたすら備えるしか手が無いかもしれませんが、被災地は特に寒い地域なので大変です。
一日もはやい復興を願っています。
【津波】
「災」の年と確定してからのダメ押しの災害は、史上初の大惨事となりました。友人家族が、ちょうどプーケット島に旅行中で大変心配しましたが、津波の時はビーチのすぐ側のプールで泳いでいたらしく、危機一髪で逃げることができ、家族全員無事だったとシンガポールのホテルから連絡が入りました。この大災害に復興のめどがつくのか、また刑務所が壊れて囚人が脱走とか、略奪による治安悪化、気候による病原菌の拡散など、二次災害も非常に心配です。
【その他】
人災になりますが、ふりこめ詐欺被害が後を絶たないようです。心の素直な人を欺く詐欺行為はとても許せません。また、イラク問題、三菱問題など人命にかかわる災が目立つ年でした。
大きな災害があると、先に起きた災害が忘れ去られるようなそんな気がします。人々の心から災害の記憶が薄らいでも、被災地と被災者の困難はずっと続いていると思うと心が痛みます。
来年はどうか地球(世界)にとって良い年であることを願います。