2004年02月04日
注射を打たれるとき
注射を打たれるときに注射針が刺さる瞬間を見れるだろうか?
私は小学生の頃は大の大の大の注射嫌いで、小学校のグランドの鉄棒にしがみついて夕方まで泣き叫んでいた記憶がある。
母親も相当困ったようで、今でも「あの時は本当に困った」とよく言う。
また、風邪などをひいて医者に連れて行くときも苦労したようだ。
注射を一本打つと、メンコ(こちらではペッタン)がもらえる遠い医者までバスでいったらしい。
注射は死ぬほど嫌だったが、看護婦さんが取り出したメンコがむちゃくちゃかっこよくて欲しくって
「は〜い、こっちのペッタン見てごらん!どれがほしい〜?」の声に何度もつられた。
あのペッタンはかっこよかった。メタリックカラーのキラキラした怪獣とかウルトラマンだったと記憶している。
A4サイズぐらいに、30枚ぐらい印刷されていてハサミで切るタイプ。
もう今ではほとんど見ることが出来ない。(丸いメンコや今時のメンコならあるが...)
中学校に入り講堂で予防接種。私は顔が引きつっていた。
順番待ちをしていたとき、針をさされた大柄の男の子(ふくちゃん)が、ワンワン泣き出した。
あんなに体が大きいのに大泣きしている。それが非常にみっともなく思えた。
まわりではひそひそ声。「あいつでかいなりして泣いてるぞ!」「ほらっあいつは顔をそむけてる!」
くっそぉ〜
意地と根性で針が刺さる瞬間をできるだけ平気な顔をしてみてやった!
そして注射が終わった。振り向いた私の顔は、思いっきり痙攣し引きつっていただろう。
しかしそれ以来平気になった。
自分の子供に注射を打たせた時、
「何だ注射なんて刺した時だけチクッとするだけじゃん。注射よりすりむいた傷の方がずっと痛みをひきずるんだよ。平気!平気!」
と仮面をかぶった私の姿は、母親にだけは見せられない。
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Posted by ネズ at 12:51│Comments(8)
│mukashi
この記事へのコメント
もちろん嫌いです。
「大丈夫。すぐに終わるよ〜」
って、子供には言うけれど、
子供がされるのも見てられません。
自分まで痛くなりそうで・・・
スズ
「大丈夫。すぐに終わるよ〜」
って、子供には言うけれど、
子供がされるのも見てられません。
自分まで痛くなりそうで・・・
スズ
Posted by ゲスト at 2004年02月04日 22:41
からだが弱く、学校も半年くらい休んだし、その後も中学でバスケットを始めて体が強くなるまでは、ひょろひょろでした。
それで、注射は具合が悪くて死にそうなときに、おまじないのように具合を良くしてくれたし、しょっちゅう打たれていたので、痛いからいやというものではなくて、痛いけどお助けマンという感じでした。それで今はほとんど打たれることはありませんが。
注射が痛いから嫌いというのは考えようによっては、とても幸せなことですね。
それで、注射は具合が悪くて死にそうなときに、おまじないのように具合を良くしてくれたし、しょっちゅう打たれていたので、痛いからいやというものではなくて、痛いけどお助けマンという感じでした。それで今はほとんど打たれることはありませんが。
注射が痛いから嫌いというのは考えようによっては、とても幸せなことですね。
Posted by Kiyo at 2004年02月04日 23:17
以前の入院体験記にも書きましたけど、自分の体に
施される処置は、意識があれば ちゃんと見届けたい派
なので、注射の針先もジッと見ていますよ。
施される処置は、意識があれば ちゃんと見届けたい派
なので、注射の針先もジッと見ていますよ。
Posted by manbow at 2004年02月05日 00:16
スズさん
やはり刺されるという恐怖感がないとはいえないですね。だから私も自分は大丈夫になりましたが、子供が注射されている姿を見るのがちょっとつらいです。
Kiyoさん
それは大変でした。たしかに注射を打つと劇的に効果がでることもあり、風邪がひどい時に、「先生、内服じゃなくて注射してください!」と頼んだこともありました。(ダメでしたが...)
運動はやはり体を丈夫にするんですね。予防接種以外の注射に無縁なのは幸せなことですよね。
manbowさん
それは、小学生ぐらいの時もそうだったんですか?私は「やせ我慢」の類でした。
やはり刺されるという恐怖感がないとはいえないですね。だから私も自分は大丈夫になりましたが、子供が注射されている姿を見るのがちょっとつらいです。
Kiyoさん
それは大変でした。たしかに注射を打つと劇的に効果がでることもあり、風邪がひどい時に、「先生、内服じゃなくて注射してください!」と頼んだこともありました。(ダメでしたが...)
運動はやはり体を丈夫にするんですね。予防接種以外の注射に無縁なのは幸せなことですよね。
manbowさん
それは、小学生ぐらいの時もそうだったんですか?私は「やせ我慢」の類でした。
Posted by Nezu at 2004年02月05日 08:26
自分は最初から最後まで見届ける派です
注射針が苦手と言う事は…Nezuさん献血未体験???
献血針は注射針より太いんで針穴の大きさが目で確認出来ちゃいますよ〜
注射針が苦手と言う事は…Nezuさん献血未体験???
献血針は注射針より太いんで針穴の大きさが目で確認出来ちゃいますよ〜
Posted by るいるい at 2004年02月05日 12:56
るいるいさん こんにちは
注射苦手だったのは中学校ぐらいまでで、今では平気です。(好きじゃないけど)
今日も成人病検診があって、採血してきましたが、じっと見てました。
献血ですが、入社してすぐに健康診断で「貧血」と診断され献血はしないで下さいと言われまだ一度もしたことがありません。牛乳瓶ほどの血を抜くのではそれなりの太さなんでしょうね。
注射苦手だったのは中学校ぐらいまでで、今では平気です。(好きじゃないけど)
今日も成人病検診があって、採血してきましたが、じっと見てました。
献血ですが、入社してすぐに健康診断で「貧血」と診断され献血はしないで下さいと言われまだ一度もしたことがありません。牛乳瓶ほどの血を抜くのではそれなりの太さなんでしょうね。
Posted by Nezu at 2004年02月05日 13:42
Nezuさんと同じような幼児体験が・・・。
小学校へ上がる前の、集団予防注射で。母は順番を最後に回してもらい、必死で私を説得したらしいですが、最後は医者と看護婦と母の3人がかりで、強硬手段となりました。
まだ5歳だったんですけれど、すっごくはっきり憶えてます。
だけど、恐くても注射針から目をそらしたことはないんです。
必ず見ますね。じーっと(-_-;)
いつ刺されるか分からないのは、もっと恐いもので・・・。
小学校へ上がる前の、集団予防注射で。母は順番を最後に回してもらい、必死で私を説得したらしいですが、最後は医者と看護婦と母の3人がかりで、強硬手段となりました。
まだ5歳だったんですけれど、すっごくはっきり憶えてます。
だけど、恐くても注射針から目をそらしたことはないんです。
必ず見ますね。じーっと(-_-;)
いつ刺されるか分からないのは、もっと恐いもので・・・。
Posted by ゲスト at 2004年02月05日 15:39
吟遊詩人さん こんにちは
(-_-;)...確かにじっと見ていますね。(笑)
小学4年生のとき、庭であそんでいたら、蜂の巣をつついてしまったらしく足長蜂が飛んできて自分の腕に止まったんです。蜂は刺そうかやめようかツンツンと迷っている様子。その時にパッと払えばよかったんですが、怖くてじっとみていたらついに「ブスッ」と刺されてしまいました。
目の前10センチの出来事でしたが、その時自分は身がすくんでしまうタイプだと認識しました。
(-_-;)...確かにじっと見ていますね。(笑)
小学4年生のとき、庭であそんでいたら、蜂の巣をつついてしまったらしく足長蜂が飛んできて自分の腕に止まったんです。蜂は刺そうかやめようかツンツンと迷っている様子。その時にパッと払えばよかったんですが、怖くてじっとみていたらついに「ブスッ」と刺されてしまいました。
目の前10センチの出来事でしたが、その時自分は身がすくんでしまうタイプだと認識しました。
Posted by Nezu at 2004年02月05日 17:38
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