【ネズブロ】

運動会といえば、自分が小学生低学年の頃の
「りんご取り競争」を思い出します。

よーい！　ドン！で３０メートルほど走りますと、小学校高学年のお兄ちゃんおねえちゃんたちが「かざぐるま」を持ってたっています。
そこで「かざぐるま」をひとつもらってさらに１０メートルぐらい走ると箱の中にリンゴが入っています。
どれかりんごを１個をもらってゴールするという競技でした。

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さて本番で私は１０人中ダントツの１着で「かざぐる」まをゲット。一番ほしかった赤いかざぐるまをもらいました。

次にリンゴのケースまで行って中をのぞいたら．．．

なんと中には「りんご」と「梨」が半分づつ入っていたのです。りんごだけのはずじゃぁ．．．

しかも私は「梨」が大好物。でも真っ赤なリンゴにも未練が残ります。

箱の前でどれがいいか迷っているといつの間にか残り全員の子供たちは既にゴールしてしまい自分だけが取り残されていました。

それでも迷っていると最後に先生が抱きかかえに来たので、あわてて「梨」を掴みました。

周りから拍手を受けましたが、何故拍手されたかわかったのは、何年かたったあとでした。

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