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2008年01月18日

秋葉山分院保泉寺の火わたり

秋葉山分院保泉寺の火わたり

毎年必ず1月18日に行われるという、地元浜松市篠原町保泉寺の火わたり、
見に来ませんか?と関係者の方から声をかけていただきましたので、女房と出かけてきました。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

家からは車で10分もかからないぐらい。近いところですがいままで行ったことはありません。
境内前には、5~6店舗の出店が出ていて賑やかでした。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

事前情報としては、19:30頃から火をつけるとだけ。
いったい何がどうなるのかとても楽しみです。
もう準備は整っているみたいでしたが、結局このまま8時近くまで待ちました。
どうやら奥で住職さんや秋葉山の神主さんたちが儀式をしていたようです。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

さぁ、火が中に運び込まれていよいよ、メイン儀式の始まりです。
総勢ですと20人近くいたでしょうか。火のまわりを回って歩きます。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

いよいよ、火が付けられました。
この人はこのまま生贄として、燃やされてしまいます。(ウソ)
炎をぎりぎりまで待って手を放しました。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

すると、4角の竹のような小木に結わえた紙(か布か分かりません)が、大きく舞い上がりました。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

やがて火柱が3メートル以上になったでしょうか?
見ていて顔が我慢できないくらい、ものすごく熱いです。
これは、どんなふうに舞っているのか? どこからどうやって切れるのかなどを見て
今年の運勢などを占うと聞きました。(間違っていたらごめんなさい。)

秋葉山分院保泉寺の火わたり

強烈な炎が舞い上がりついに北東の方角のひもが切れました。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

しばらくすると、切れた紐の反対側から回収しはじめました。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

紙が回収されると、大人、子供、近くの方たちが我先にと、この紙をちぎりに駆け寄りました。
きっとなにか縁起のよいことがあるのでしょう。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

やがて火が少しづつ納まってきました。

秋葉山分院保泉寺の火わたり

次に、神主さんや住職さんたちが、願い事が書かれた竹札のようなものを拝みながら火の中に投じていきました。
そして、神輿を担いだ子供たちが、火の回りを何周もまわりました。


秋葉山分院保泉寺の火わたり

火がだいぶおさまった頃、長い鉄の棒をつかって、火を馴らし、中央に道をつくりました。
えっ? まさかあそこを渡るの? そういえば、「火わたり」って言ったっけ? 裸足で?

秋葉山分院保泉寺の火わたり

ワラジの人もいましたが、だいたい裸足で渡って行きました! えー?熱くないの?

秋葉山分院保泉寺の火わたり

数人通ったあと、長い鉄の棒で、今度は道をふさぎ始めました。
えー、今度こそ通れないよー 火の上だよー
でも、一番立派そうな方のお通りだったようです。裸足で見事に歩き切りました。すごい!

その後は、大人も子供もみんな自由に渡り始めました。
よし、僕も渡ってこよう!

靴を抜いて、靴下でみんなが通った道を歩いてみました。
もう足の裏は全然熱くありませんでしたが、まわりの火からの熱風が熱くて熱くてつい早足になります。

火を付けてから約30分ほどでメインの儀式は終わったようです。
子供が家で待っているのでこれで帰りましたが、
火の儀式ってドキドキしますね。

毎年1月18日って決まっているということですが、今年は例年では一番天候が良かったそうです。
確かに、晴天で風もなく、安心して見れました。

お近くの方、ぜひ一度はご覧になり、できれば、まだ火が赤々としている道を裸足で歩いてみてください!


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Posted by ネズ at 22:22│Comments(6)odekake
この記事へのコメント
おー、Nezuさんも渡ったんですね、すっごーい(^^)
「この人はこのまま生贄として、燃やされてしまいます」に一票。爆笑させてもらいました。
Posted by みほ@小山だより at 2008年01月19日 23:12
火わたり・しめ納め。(仕納め?)
テレビで見た事があります。我慢大会と違うのですね。
火の周りをぐるりと囲んだ様子は古代の「生け贄」の
儀式と似ていたりして・・・。(^^;)
焼けどで救急車は無いのでしょうか・・・。
Posted by 北の旅烏 at 2008年01月20日 13:46
ニュースとかではよく見ます。
ちゃんと熱くないようにしてから渡るんですね。
修行してなくても誰でも渡れると思ったら、ありがたみってどうなのかなぁ???
Posted by もぐたん at 2008年01月20日 15:10
>みほさん
いやいやさすがにそのオチでおさめると不謹慎かとかろうじて思い直しました!

>北の旅烏さん
儀式は火の回りを周りながら塩をまいたり、刀を振ったりとずいぶん長い儀式でした。
救急車は来ないですが、最初の神主さんが歩く時に火は真っ赤に燃えていますので
熱くないことは絶対ないと思います。
ただ10人ぐらい歩くとたぶん歩いた足跡は冷えて熱くないのではと想像します。

>もぐたん
神主さんや住職さんが終った後の1番手、2番手の人は絶対に熱いと思いますよ。
ただ歩けば歩くほど道が冷えて歩きやすくなるような気がします。
この儀式は想像するに、熱い道を歩くというよりは、火の道を歩き渡るという行為が重要視されているような気がしました。
真相はどうなのかなぁ?
Posted by Nezu at 2008年01月20日 21:33
火を使う神事って、楽しいですね。
一番目に渡る人は、足は大丈夫だったのでしょうか。

湯たんぽの低温やけどの方があぶないみたいですね。運良く、病院に行かずに治ったみたいです。


 
Posted by Jun Rajini at 2008年01月23日 02:53
>Jun
猛烈な火でした。熱いぐらいに暖まりました。
夏だったらたまらないでしょう。
低温やけど、危ないですから。気をつけてくださいね。
Posted by Nezu at 2008年01月23日 09:47
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